ユニコーンやら電気グルーヴやら筋肉少女帯やらSMAPやらお芝居やら

篤姫最終回。

篤姫が最終回でした。

結局、上様目当てに見出してからずっと見てしまいました。

おもしろかった、というか、わかりやすかったなあ。

同じ幕末でも視点が違うとイロイロ違うんだなあ、と、新選組!を思い出しながら見てしまいました。

夜中にBS夜話で新選組!をやってて、懐かしい映像がイロイロ流れたんですが、ワタクシ、やっぱり鴨編の白かっちゃんと落日編の白かっちゃんが好きです。

白い着物が似合うとは意外でした。

あと、月代も意外に似合ってました。総髪のほうが違和感あったなあ。

篤姫では帯刀さんは病死、大久保さんは暗殺、西郷さんは切腹篤姫は老衰?!でした。

老衰っちゅーて、まだ40代だから老衰じゃなくて違う何かだったのかしら。

今までのことが走馬灯のように流れるってのは組!と一緒だったんだけど、やはり、篤姫の想い出は上様だったり、家茂様だったり、帯刀さんだったり、お父さんだったり。大変な時代に大変な場所へ輿入れしてしまった篤姫でしたが、乗り切ったんだなあと思いました。

気付けば、上様の存在がとてもとても大きなものとして描かれてたんですが、それは最初からそうだったのかしら。どうだったのかしら。

でも、あそこまで演じていれば、最終のカットの後に堺さんを見ちゃったら、泣いちゃうなあ。

新選組!では、うかじーの西郷どんが憎たらしい存在でしたが、西郷どんもまた時代遅れの男だったんですね。結局、新しい時代に乗り切れなかった者たちの代表として死んでいった気がしました。

いやー、幕府側からの幕末、それはそれでおもしろかったです。

斜陽になった幕府に対しての仕打ちとか、このチャンスを活かさないでか!って感じの朝廷とか、変化のなかった世界をどうにかしたかった志士の方々とか。

誰が正しいとかはない時代だったんだろうなあ。

人々が短命だったのも、太く短く濃い生き方だったからなのかしら。

勝っちゃんも短命だったし。

すぐ勝っちゃんを思い出しちゃうっていうのはどうよ?と思いつつも、なんかイロイロ思い出してしまいました。

切腹で死ねなかったのは勝っちゃんにとっては心残りだったかなあ。

でも、組!の終わりの勝っちゃんはなんだか晴れ晴れしてたなあ。

残された歳さんのほうがなんだか無念そうだった。

って、そういう風に三谷さんが描いたからなんだけど、1年ハラハラドキドキな1年でした。

スタパにも行ったなあ。

そんなに行けないとか言いながら、4回くらい行っちゃいました。

最後の日も行ったし。←行ったその足で会津まで行ったし(笑)

最後の日の勝っちゃんはなんかヒョコヒョコしてました。

斬首の手順を教わったり、端っこで一人なにか練習してたり。

三谷さんがそっと保護者のように見守っていたり。

勝っちゃんが連行されてくる場面、つねさんとふでさんと音五郎さんが見守ってる場面、視線の先には勝っちゃんはいなくて、その場面と続きの斬首される場所にずっと座ってました。

隣で本番をとってるのに、そういうのがないかのようにずっと佇んでました。

最終カットは公開では撮らず、時間終了のときに見学者用に花束贈呈。

そこに歳さんが私服で登場。

勝っちゃんがひっそりしてるのに、歳さんは晴れ晴れと見学者に手を振っていましたよ(笑)

その横でそっと手を振る勝っちゃんがいました。

ああ、懐かしい。

もう4年前ですよ。