ユニコーンやら電気グルーヴやら筋肉少女帯やらSMAPやらお芝居やら

いた!!

3回目の市を見に行ってきました。

もうこの先、ネタバレなので、くぎります。

1回目にぐっときたとこと2回目3回目にきたとこがビミョウに変わってました。

あと、2回目でセリフとか関係とかすんなり入ってきたとこがいっぱい。

やっぱり、手が素晴らしい。素晴らしいなあ。

あ、テレビに団長。アッシュな金髪だー。

カワイイなあ。今回は進行役なのね。

うんうん、団長のポジとしてはいいんじゃないか。

知ったかしないようにしてていいと思うんだけど、またウザがられてるんだろうか。

毎度のことだけど。

やっと最初から認識してみましたよ!

あの、ちょい何か欠けてそうなアイツだったのか!そうだったのか!

確かに最初からちょいちょいいらんことしては失敗してたりしてますね。

そうかー。そうだったのか。

伏線ってまでもいかないけど、細かく前振りがいっぱいちりばめられてる話なんですね。

伏線まではいかないってのは、脚本での伏線の張り方がどうなのか…と思うのと、もともとはもうちょっと長めだったんであろうフィルムを2時間にしたことでシーンが足りないなあって思うところがあるからかな。

ああでも、ホントに手がいいですね。

口もいい。

泣き顔はいつのもようにブサイクだったなあ。

3回目はTOHOシネマズの小さいスクリーンであげくドルビーだったのですごくよかったです。

これ、でっかいハコでやる映画じゃなかったなあ。小さいハコでドキドキしながら見るのがいいと思ったです。

ドルビーだったんで細かい音とかくっきり聞こえてくるし、特に竹のシーンなんかヨカッタです。

1回目はタネさんが手を離したところで泣けたんですけど、2回目も3回目もミツさんとの別れのシーンで泣けました。

絶望してた市だけど、ああ、もしかしたらタネさんへの想いを抱いたまま、百姓できるんじゃないか…ってちょっとだけ思ってたのかもしれないなあと思えて泣けてきました。

「あっしは百姓にはなれやせんでした」

まわりが市の力を利用したとしても、きっと百姓仕事するよりははるかにすんなりと座頭市として動けたんじゃないかなあと思って。

生きる場所が違うって思ってしまったのは市かもしれないなあと。

一度突き放して、引き寄せて、また突き放される話なんですね。これ。

そこでもう「誰かのためになにかをする」しか生きる意味なくなっちゃったのかなあ、市は。

最期、市は生きてると思います。死んでないと思う。

それは、死ぬより辛い世界が待ってるのかもしれないけど、生きてる気がします。

やっぱり、人斬りが死によって救われることはない気がします。

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最期に刺されるってこれ、テレビドラマの探偵物語の最終回みたいですよね。

松田優作演じる工藤ちゃんが工藤ちゃんを恨む犯人に次々と仲間を殺されていく話だったんですけど。

最後、犯人をつきとめて一件落着かと思いきや、工藤ちゃん、見知らぬ人にナイフで刺されて死ぬのです。で、有名なラストシーン「自分に突きたてられたナイフを抜いてハンカチで血をぬぐって『はい、忘れ物』って言って絶命」となるのです。

最後に刺した犯人は話の冒頭で工藤ちゃんが買い物したスーパーのレジ店員で工藤ちゃんがお釣り間違いをめちゃくちゃ罵倒した相手だったんですね。

工藤ちゃんは全く覚えていない相手。

なんかそれを思い出しました。

ああ、まだまだ感想書きたいなあ。語りたい。←久々に

※もいただいてますし!

また後ほど!!