ユニコーンやら電気グルーヴやら筋肉少女帯やらSMAPやらお芝居やら

not alone

ちょっと個人的で重い話。でも、書き留めておきたいので。

友が4月28日に亡くなりました。

27日の深夜、Twitterに「それでは皆さんさようなら バイバイキーン」というつぶやきを残して亡くなりました。

薬を飲んでそろそろ家を出ようかとしたときに、友の友人がたまたまSkypeでメッセージを送り、友はそれに応えました。

でも、夜中の3時までね、3時過ぎたら強制的に切るからといい、友はその友人に経緯を話しました。

友人さんはご夫婦で必死でとめたそうですが、決意は固く、本当に3時でSkypeが切られ、友は帰らぬ人になりました。

誰に何を残し、何をどうしたらいいのかすべての段取りをつけ、いなくなりました。

4月30日、友のブログに自動投稿で今回の経緯がアップされました。

小さな頃から今までのこと。疲れ切っていました。

友は昔からイタチを飼っていて、とても可愛がっていました。

友の命を繋いでいたのは「自分がいなくなったら、このいたちーずたちはどうなるんだ?」だったのに、震災の次の日、いたちーずがこの世からいなくなったのです。

もともと関西に住んでて、アニソン縛りのカラオケとか美味しいモノ食べにとか(食べることが好きな人で美味しい店をたくさん知ってたのです)行ったりしていました。

仕事の都合で関東に引っ越してしまってからはなかなか会えず、誕生日にメッセージを送るとか、つきあいはそれくらいになってしまいました。

4月4日が友の誕生日でメッセージを送りました。「まだ関東。ほとんど詰んじゃってますわ」という返事が返ってきました。そのときにはもう友の中でどうするか決まってたんだろうな…今になって思いました。

ワタシはこのメッセージに何も返せなかった。イロイロと詰んじゃってる経緯も聞いていたし、どの言葉をかけても口先だけになってしまうし、そういうのが苦手な友だったし。

もう、激しく悔やまれます。ホントは関西に帰っておいでよ!って言いたかった。でも、帰ってきても仕事がなかなかないんですよね。<関東に引っ越したのは仕事があったから

なにか返せばよかった。なんでもよかったのに。

友の最後のエントリーの最後にこうありました。

しばらくは、悲しい思いをさせるかと思いますが、もうコイツは、これ以上嫌な思いをしなくてよくなったんだと考えてもらえるとありがたいです。

死後の世界など有りはしない。

人は死ねば、ただの物になるだけです。

残った記憶も、半年か一年もすれば、忘れてしまえると思います。

ていうか、忘れて下さい。

忘れません。絶対忘れません。

自分が何も出来なかったことも含めて忘れません。

別友が「あの人なりの「忘れないで」って気持ちの裏返しだよね、あの言葉」と言いました。

忘れません。

ひとりじゃないよって伝えたくても伝えきれないんだなあと思いました。

決心しちゃった人にそれを伝えるのはとても難しい。

難しいですね。