ユニコーンやら電気グルーヴやら筋肉少女帯やらSMAPやらお芝居やら

うはぁ。

日本H協会の大河『天地人』の本能寺の変がかなりやらかしてるようです。

うはぁ、源さんマトリックス義経大爆発に続く、やらかしちゃった第3弾ってヤツですか。

なんで、日本H協会はCGが好きなんだろうなあ。

もうね、あれはすでに伝統芸ですよね。

源さんマトリックス、ホントにホントにあれは…_/乙(、ン、)_

ロケして欲しかった。

ドラマ後のそのとき歴史は動いたのほうがちゃんとロケしてたよ。

そして、マトリックス

本当に我が目を疑った源さんの最後。

幽霊の源さんも勝っちゃんが気付かないはずないじゃん!ってくらいあからさまに青い光を発してたし。

ナツカシス。

今ごろって京都にやっとやってきたくらいだったかしら。

白勝っちゃんが妙に色気あってよかったなあ。

カトリさんが意外にも月代が似合ってて、総髪になったほうが残念だったくらいでした。

ああ、懐かしい。

 2009年のドラマ界、屈指の爆笑(失笑?)シーンだったのではないだろうか。

 NHK大河ドラマ天地人』、5月10日放送回の「本能寺の変」でのこと。

 タイトル通り、この回で描かれるのが本能寺の変と、吉川晃司演じる織田信長の死である。本能寺の変といえば、「人生50年」と、炎に包まれながら舞う信長、というのが、定番になっている。多くの人が、何かしらの燃え落ちる本能寺の映像を思い浮かべるはずだ。しかし、『週刊朝日』5月29日号でも<NHK大河ドラマ天地人』はこんなにヘンだ!>という、史実との食い違いやヘンな演出を指摘した記事が掲載されたりするように、なんだか「ヘンな」大河、『天地人』は、やはりこの定番シーンの描き方も一味も二味も違った。

 大爆発したのである、本能寺が。

 松本人志言うところの、「えええええっ!?」という表現に近いだろうか。信長の無念とともに燃え落ちるのではなく、爆発。しかも、爆発する直前、炎に包まれる吉川晃司が突然、岩屋にワープ。その眼前に現れたのが、阿部寛演じる上杉謙信(謙信は死んでるので、霊か。先に逝った大物が迎えにきたということかもしれないが、二人に面識はない)。「人の心は、力で動かすことはできぬ」とか、もっともらしい説教などのくだりのあと、シュゴーッという効果音とともに流星とプラネタリウムみたいな星空とともに、炎の中の現実に。そしてその直後。

 ドカーーン! ......肝心の大爆発が、ヘンにクリアなCG合成で、特撮モノの爆発シーンみたいでもある。

 しかも、この爆発の中、最後まで本能寺にいたのに、なぜか脱出できていた長澤まさみ演じる忍・初音(架空の人物)が、爆発直後に明智光秀の首を絞めていたりするし。笑わそうとしてるのだろうか。戦国を舞台にした歴代の大河ドラマで、本能寺の変といえば、一つのクライマックスシーンであることは間違いない。それがこんなんで、大丈夫なのだろうか。

 そもそも、本能寺が、大爆発というのはあり得るのだろうか。歴史雑誌の記者に聞いてみたところ、「そういう説もないわけではないんですよ」という反応があった。

「信長は、長篠の戦いでの鉄砲の三段撃ちが有名ですが、銃を用いた戦いを重要視していました。そんな信長と、種子島に布教していて鉄砲や火薬とのつながりが深い本能寺は、密接になるのは当然だったともいえます。ですから、信長が出入りしていた本能寺には、火薬の蓄えも大量にあって、その火薬に引火して爆発したという説もあるんです」

 現在連載中の、戦国時代を描いたマンガ『へうげもの』での本能寺の変も、やはり火薬に引火して、本能寺は跡形もなく大爆発している。本能寺が大爆発するのが、ひとつの流行なのだろうか。

「個人的には、大河ドラマのあの爆発は、さすがにやりすぎかと思いましたけどね。長澤まさみの存在をはじめとして、創作も多い。なんでもありのドラマですから、本能寺が爆発するぐらいは、それほどたいしたことでもないのかもしれませんね」(前出雑誌記者)

 ロック歌手・吉川晃司演じる信長らしい、ロックな死に様だったのかもしれないが、昭和の時代の『西部警察』ばりの爆破演出をされてしまった、当の本能寺は、このことをどう思っているのだろうか。京都市中京区に移転し現在も残る、本能寺に聞いてみたところ、

「その時代に生きていなかったので、なんとも分からないのですが」という、なんともお坊さんらしい、ウィットある前置きをしたうえで、「さすがに爆発はしていないのではないかと思うんですが」とのこと。

 もっとも、爆破説もあることをふまえたうえで、「鉄砲の火薬があったということから、爆発したという描写を盛り込まれたのではないでしょうか」と「演出」に理解をみせる。

 が、肝心の放送を、「すいません、見ておりませんで......」どんな扱いも、関係ないのだった。

(文=太田サトル/サイゾー公式携帯サイト「サイゾー裏チャンネル」より)