ユニコーンやら電気グルーヴやら筋肉少女帯やらSMAPやらお芝居やら

魔王。

今期、ドラマは「コードブルー」「魔王」シバトラ」「ゴンゾウ」を見ようと思っているワタクシ。

コードブルーは可もなく不可もなく、林さん脚本にしてはワクテカ度が低く、これから化けるのかどうなるのか?って感じでした。

で、魔王。

いいっすね、魔王。

前半ダラダラしてて挫折しそうになったんですけど、後半になってきてがぜんよくなってきました。

やはり、素晴しかったのは刑事が実況見分中に過去に犯した自分の罪を思い出し←思い出すって、ちょっと違うんだけど 犯人の行動と自分がオーバーラップするとこでしたね。

いやーよかった。

なんだかとっても昭和の香りのするドラマでした。

何故、シャワーシーンなのか。

何故、このデジカメ時代に暗室の赤い光なのか。

何故、このご時世にキーアイテムがハーモニカなのか。

もうね、アレです、懐かしい土曜21時から日テレちゃんでやってた「蘇える金狼」を思い出しました。

前半のモタモタも同じ感じ。

あのドラマ、3話目くらいからジェットコースターになったから、魔王も早めにジェットコースタードラマになることを期待。

大野くんは演技する大野くんってのがファン以外あまり知らないので、その得体のしれなさが弁護士役にあってました。

まー身長と童顔がどうしても惜しい感じでしたが…。あと、天使の弁護士というワリには天使っぽさが薄いとこも(笑) ←普段から胡散臭げなんだもん

斗真くんはあの暑苦しさがいいですね。あの暑苦しさ、昭和です。決してオサレさはない感じがいいですね。

インタビューによると、過去の自分の過ちを忘れようと、ガムシャラに突っ走る刑事のようです。

忘れようとしても忘れらず走り続ける感じだそうです。

どっちが悪なのかわからないところもイイ感じ。

刑事ひでー!って、一見思ったんですけど、あの親が自分の子の非を認めるかっつったらそうでもなさそうなので、もしかすると、こども刑事は意に反して自分が無罪になっちゃってるかもしれないんですよね。

その辺がこれから出てきたら、話がもっと複雑になっておもしろそうです。

プロデューサーさんが大映ドラマやってた人みたいだし、これからもベタベタな昭和テイストでやっていってみて欲しいものです。