薔薇と羊水。
薔薇のない花屋#4
今回、苦手なハズのノジマジックになんでこんなにまんまとひっかかりながらもすんなり見れてるんだろう…って思ってたんですが、なんかその謎が解けた気がしました。
いままでのノジマジックって結構「弱者は美しいもの」って位置づけがあったような気がしたんですが、今回はそれが薄いんじゃないかと思うのです。
盲目の女性との恋、と思われていたけど盲目じゃないし、ネグレクトの子供を救ったけどだからって彼はハッピーだったかと言えばそうではない。
そのへんがすんなり見れる理由なのかなあと思ってみたり。
とにかく、覆面イエローが省吾の親にSOSを見せる目にズギューンときましたよ。
そして、省吾が親を捨てる場面の顔にも。
省吾はあの環境から抜け出せたけど、それは省吾にとって100%ハッピーではないんだろうなあ。
同じような体験を英治はしたのか、彼はきっとこれから省吾にやってくる心の闇を心配してるのかもしれない。
本人がSOSを出さないと周りは何も出来ないんです、っていうのがなんかよかった。
簡単にまわりの大人が手を出せないところにああいう虐待の残酷さがあると思いました。
いろいろ謎は解けてきたような気がするけれど、英治は本当にいい人なのか、いい人でありたいと思っていい人なのか、英治の闇が深まったきた感じ。
優しい=いいひと、じゃない感じが見え隠れしてて、トキトキします。
ギョーザ話が世間を騒がす中、倖田さんが活動自粛。
そして、CM自粛。
うむ。
単に「高齢出産はイロイロなこともあるかもしれないから、産めるならば早めに産みなよね」くらいな言葉で済ませていればここまで大きくならなかったんじゃないかと思ってます。
それをなんかおもしろおかしく言おうとして言葉選びを失敗したんじゃないかと。
本人、関西弁の頼れるおもろいお姉さんをやりたかったのかもしれないけど、おもしろいこと言えないなら言わなきゃいいのに、って思いました。
自分は出産経験もないけれど、友がイロイロ苦労して一児をもうけたことがあり、その道のりがホントにイロイロで、そこでこの問題ってデリケートなもんなんだなあって教えられました。
不妊や不育に悩んでる人にとっては些細な言葉にもナーバスになるんですよね。
何度か悲しいことがあればあるほどナーバスになる。運のこともあるけれど、だんだんと自分が原因なのか?!とか内に内に篭るようになって悩んでたりするワケです。
そこでのあの失言はそりゃ叩かれます。
謝ればいいじゃないか。あれくらいの失言。
とかいう人も居ましたが、そういう人には理解できないくらいデリケートな問題なんですよ。
って、体験したことのないワタシが言ってもあまり説得力がないのですが。
まあ、出る杭は打たれるで、叩きたくてしょうがない人たちもいたのは事実かも。
かくいうワタクシもそろそろウザくなってきた人間だったので、パタっと見かけなくなって正直ホっとしたところもあり…です。ファンの人すいません。
でも、自粛前に一度、本人が本人の口から謝罪するなり弁明するなりすればいいのに、と思いました。
ほとぼりが覚めたらまた出てきて活動、な匂いもして、なんだかなあ。
ここ最近の彼女は話題を自分に集めるために歌以外のところでの発言が多くて痛かったんですが、今後どうしていくのか。どう展開していくのか興味があります。春のツアーは開催されればいいな、と思います。スポンサーがどうなるかは問題ですが。
売れ始めた頃、ダイエットしてお化粧で綺麗にして、エロかわ路線とかってがんばって、ガツガツした感じは嫌いではありませんでした。がんばってるなーがんばれよーって感じでウザさはなかった。
が、思わせぶり発言で交際してるのかしてないのか匂わせて注目を集めようとしたあたりからウザさ爆発。あと、あけすけでおもろい頼れる姐さん風味を打ち出そうとしてる感じが見て取れたあたりからさらに苦手に。
一緒にがんばろうよ、なら共感も得られるでしょうけど、がんばったアタシは勝ち組、今幸せ、みたいな感じだと共感は得られないかも。愛されて幸せソングは1曲くらいでいいと思います。
失言って恐いなあ。
言っちゃった言葉は聞かれちゃうともう取り返しがつかないから、気をつけないと!と思いつつも自分もちょこちょこ言わなくてもいいことを言ってしまったりします。
言いたいことが言えないのはいやだけど、言わなくていいことは言わない人でいたいです(笑)