意外。
昨日のストスマでキム様がカンヌのことについて語ってたそうだ。
そうだっつーのもわが家の電波状況は思わしくなく、ラジオは全滅なのでネットで拾ったレポ頼りだから。
そこで意外だったのは、映画が出来てない状態でPRしにカンヌに行く事について、キム様はちょっと躊躇してたところ。
人が集まるところ、配給先への売り込みのためのカンヌ入り。
そりゃ、WSで招待された監督と並列で流されちゃったから、ありゃ?ってな感じになったワケだけど、PRしに行く事は躊躇するものなんだろうか。
横に慎吾というメンバーの存在があったから、最初に自分勝手に描いてた自分の中の難しい設計図はすぐ白紙に戻す事ができて、ただ単純に楽しめた。
と、あって、へええっと思った。
その辺、やはりスタンスが違うのか。
だって、今年はともかく、去年なんてカトリさんは猿姿で「こんな映画作ります」を言いにカンヌまで行ったんだもん。
そこはカトリさんとキム様の立ち位置の違いなのかしら。
なんとなくそこには「役者を意識したキム様」と「タレントがお芝居させてもらってますなカトリさん」との意識の違いがあるような気がする。
やっぱり、北野カントクとかがスポ紙に発言したこととか耳に入ってたのかな。
自分としては「出品」の形で行きたかったんだろうか。
カンヌのメインはそれだからそっちで行きたかったんだろうか。
なんか意外でした。
それはそれで、キム様の役者魂としていいと思うし、どこに行っても「俺は客寄せパンダだぜ」なカトリさんの全部「仕事ですから」な感じも好き。
うむ、その感じが好きなのかっ。
カトリさんの顔が好きなのですが、どんなことも「仕事ですから」でよくも悪くも乗り切る姿も好きなのかもしれません。
サカーにぎやかしも、猿も、ダイエットも(笑)、仕事ですからで乗り切る感じ。
全部並列な感じが好きなのかも。
この間、某匿名掲示板で大河をムダな時間だったと切り捨てた人が居てて、すっごいムカっ腹たちました(笑) ←笑顔で怒ってたですよ…
ニンニン「なんか」って言ってた人がいたときも大概ムカっ腹たちましたが、大河に関してはさらにムカっ腹。
いくら自分の趣味にあわかなかったモノだからって、人の仕事をムダ呼ばわりするのが腹立つんですよ。
ウキー!
私事ですが、以前いた会社でね、失礼な上司がいたのです。
ご自分はクリエイター様だからかどーか知らないんですが、事務仕事をする女子のことをひどく見下してたんですよね。女子というか女子の「創造性のない仕事」を見下してたんですよ。
これはムカっ腹立ちました。
友が経理・庶務をやってたからなおさらのこと。
会社全体が上手く回ってるのは、お金が上手く回ってるのは誰のおかげだと思ってるのかと。
源泉徴収関係とか年金とか保険とか、誰のお陰で年末に還付金がでるのかと。
そのくせ、出張旅費の立て替え払いの申請とか遅いんですよ。
締め切りの日の午後とかに持っていって、今くれないと困るんですよ!とかゴネる。
そんなときばっかり「これが仕事でしょう!」な態度をとるんですよ。
ムキー!
創造性があるから偉いとかルーティンワークは誰でもできるとか、そういう態度をとる人とは友達にはなれませんでした。事務職と自分の仕事とに優劣をつけるあの人は大嫌いでした。
コピーとかお茶出しとかとことん見下す男でしたが、だからって、コピーとかプリンタとかになんか起きたら使える男ではなく、何回も同じエラーを出しては「はい!」って手を上げワタシを呼びつけ「なんかおかしいんですけどっ」とか言う。
「前も同じエラーでしたよねっ。○○してませんか?データはちゃんと作ってますかっ」←慇懃無礼まくりな口調で
なんかイロイロ思い出しましたが、どんな仕事も並列っていう姿勢はワタクシ、今もこれからもなくしたくない姿勢であります。
06/12
※地味にジワジワきますね、カンヌ。ぴょん!って飛ぶの可愛いですよね。手の繋ぎかたがガシって感じじゃないのがまた(笑)