ユニコーンやら電気グルーヴやら筋肉少女帯やらSMAPやらお芝居やら

松子。

嫌われ松子の一生を見に行きました。

泣けました。はー、泣きました。ワタクシのツボをグイグイ押しまくりなお話でした。

泣きながら笑ってる映画でしたよ。

も、中谷さんが素晴しい。監督に罵倒されながら、もう辞めてやる!って思ったって言ってはりましたが、撮影は想像するだけですんげー大変そうな感じ。

でも、でき上がり見たらきっと仲直りするくらいにステキな映画でしたよ。

 

出演陣もステキ。

豪華な人がちょっとずつ出てます。

中でもワタクシの心を鷲掴みにしたのはクドカン

もうね、ホントに哀しい悪いヤツやったらサイコーですよ、クドカン

あとはキャシャーンではいかんともしがたかった伊勢谷さんがすっごいいいんですよ。

ホントにすっごいいい。

トーリテラーみたいな役の瑛太さんもよかった。オジョーさんがあと5〜6歳若かったらこの役やってたろうなあって感じの役でした。

クマ太郎先生もクマ太郎先生のステキな部分を余すところなく発揮されてましたよ。

 

ああ、ツボ押されまくりで、なんか話描きたくなるくらいでした。

って、この手の泣き笑い話はイロイロ描いたのであたらなる泣き笑いを探しつつですが(笑)

ついつい主人公が不幸の中で笑ってる話を描きがちなのです。

んで、ワタクシの中のカトさん伝説であるところの「すっげー一途な莫迦」を描いてしまうのです。も、そんな話ばっかり…。

はー。

 

クリスマってきっとこの松子のパイロット版だったんですよ。←勝手に

ミュージカル+極彩色CG+少々ダークな設定。

クリスマでやりきれなかったトコを全部やった感じがありました。

あー、クリスマを中島さんの脚本で見たかったなあ。

きっともっと厳しいダークな話になってたかも。

ミュージカル部分もCG部分も過剰なくらいにやりきっててステキでした。

下妻好きな人はもしかすると話のダークさからこっちはそんなに好きではないかも。

救いようがないと言えば救いようがないお話だから。

 

あーやっぱり中島監督はステキだなあ。

またショートフィルムやってくれないかなあ。

映画見終わった後に寄ったコンビニでジョンとライフを立ち読みしたらば、ちょいヒゲカトさんがいて、ああああ、とことんダメなヒモとかみたいーって思いました。

今のデブさ加減と怪しいヒゲ加減、これで飲んだくれやったらサイコーにダメ男ですよ(笑)

絶対すっごいダメな人ができると思う。

いっそ、ホントに飲んだくれてやってくれてもいい。←そりゃダメです

ダメな人できそうなんだけどなあ。鍋友もホントはダメ人間っぽい役だったのに、いつのまにかハンパにいい人になってたから、ホントにどうしようもなくダメ人間をやってみて欲しい。

ダメで哀しいダメ人間を。

 

はー、DVD出たら買っちゃうかも。

中谷さんいいわー。恋愛偏差値借りてきてもっかい見ようかしら。

 

 

※あー今夜っつーか、明日の早朝でしたっけ?コンコルドに押し込んで飛ばしたいですね(笑)

せめてパブリックビューイングでも…と思ったですが、おじちゃん緊急事態だし…。

どーなるニッポン! ←って組!のタイトルかっ