真骨頂。
久々のいのうえ歌舞伎にやられまくって帰ってきました。
いやーーーーーーーーーー、素晴らしかった。
松雪さんも艶やかだったんですが、京野ことみさんが予想以上にステキでした。
太夫役だったんですが、スラリとしててカッコよかった。
松雪さんの太夫は成り上がりの太夫で吉原に乗り込んできた型破り太夫だったんですが、ことみさんの太夫は根っからの吉原モノ。
凛とした何かがあってステキでした。
古田さんは完全にヒール。も、すんごいカッコよかったです。
ワタクシが新感線芝居で見た古田さんはもうかれこれ15年近く前なので、そのときは痩せててワカモノなカッコよさだったんですが…。
今はあの頃よりも全然太ってておっさんなのに、すんごいカッコよくって色っぽいのです。
松雪さんとの濡れ場はもうトキトキ。
久々にみた高田聖子さんは相変わらずな聖子さんでホっとしてみたり。
そして、主役は堤真一さん。
ワタクシ、堤さんの舞台芝居は初めてだったのですが、いいですね。
そんなに大きな人じゃないんですけど、カラダがしっかりしてて、殺陣もすんごい華麗で…。
新感線芝居に負けてません。
ピュア故に残酷な子供のような役だったのですが、これがハマってました。
はー。
もうね、演出が素晴らしいのです。
ショーですね。音と光の。
昔っからオリジナルのサントラが素敵な新感線ですが、ホントにロックと芝居が一緒くたになったショーでした。
セットが回り舞台になってて、それがとても効果的に使われてたんですよ。
衣装も素晴らしくて、2700円もするパンフだったのにうっかり買ってしまいました。
脚本もねいいんですよ。
話の根底にあるのはいわれ無き差別なんですけど、それが重すぎずでしゃばり過ぎず…。
説教くさくないんだけど、ズンとくる感じで。
なるほど、新感線は毎回行きたくなるワケです。
DVD出たら買ってしまいそう。
実は、ドクロ城の七人のDVDをワタクシうっかり買ってしまいまして…。
これは再演のヤツだったんですけど、よかったです。
ワタクシが見たことあるドクロはまだ看板役者が古田さんと羽野晶紀さんの頃。
女優・羽野晶紀がとっても好きでした。
バラエティ出てるときは、ほやーんとしてるのに、舞台の上の羽野さんはすっごく動いてすっごく元気でなのに色っぽかったんです。
だもんで、今、元彌がテレビで阿呆なことやってるのを見るにつけ「アタクシの晶紀ちゃんを返してっ!」って怒りたくなるんです。
イイ女優さんだったのに。
絶対、あのまま続けてたら、今は引っ張りだこのバイブレーヤーだったはず。
おのれ、元彌…。←人の恋路だっつの
堤さんと松雪さんの濡れ場で、堤さんがフンドシいっちょになるんですけど、これが…えらいエエカラダなんですよ。
はー、人に見せられるカラダって素晴らしい…。
と、ふと思い、ああ…プヨプヨがかわうい…なんてヲタだから言えることなのかもなあ…_| ̄|○ とか。
厳しい話、舞台はムリなんだろうなあ、今のあの人だと。
するってなったら、アゲてくるんでしょうけど…。
ダメじゃん…っていうくらいオンオフ激しいあの人が好きな反面、どうしてもっとアイドリング状態でいられないのか…と思う自分も(笑)←複雑なヲタココロ
ムリとわかっていながら、新感線アンケートに出演して欲しい役者は?→勝っちゃんの中の人 って書いちゃいましたよ。
あの派手な舞台に立って見て欲しいのです。むちゃくちゃ派手にやって欲しい…。
しかし、芝居見に行くようになるとお金がいくらあっても足りないですね。
いやはや…。
※首チューは仙台です。というわけでサルベージしてきました→センダイ覚書
懐かしい。ワタクシが初めてちゃんと見たライブであります。